1位 | 「夏休み」南河内万歳一座 内藤裕敬 |
2位 | 「Holy Night」 MONO 土田英生 |
3位 | 「お弁当」 ラックシステム わかぎゑふ |
4位 | 「666」 ファントマ 伊藤えん魔 |
5位 | 「トリックスター 最後のキリン+出口」 劇団☆世界一団 ウォーリー木下 |
「夏休み」 オウム事件、阪神淡路大震災から半年。いち早く、この歴史的出来事に対し何を感じ、行動しただけではなく、20世紀末、我々が辿り着いた先と、新しい世紀に対する不安と自信喪失の中、生きて行く姿を描いている。OMSベスト作品として取り上げる上で、時代の、またOMSが存在した期間の象徴的な作品になっていると思う。 「Holy Night」 私がはじめて観たMONOだった。これは違うぞという予感を今も思い出す。これ以降の作品の中に共通する要素がすべて含まれるように思った。 「お弁当」 大阪を舞台にした人情物、60年代の大阪を本当にうまく描いている。大阪で同時期を育った私には外せません。流石と感心させられるばかりか、松竹新喜劇の世界を引き継いでいるのはここなのではないだろうかと思う。 「666」 エンターテーメント、けれんみたっぷりの演出。個性あふれる俳優たち。ストーリーの背骨にしっかりと流れる熱いテーマ。見終わった後、満足感に包まれる。 「トリックスター 最後のキリン+出口」 |
次点 | 「虫の死体」鉛の文檎 武田操美 |
「Smile Again」オクトキカク (現在オクトプラス?)奥濱恵子 | |
「DREAM MACHINE」 劇団☆世界一団 ウォーリー木下 | |
「コンデンス」少年王者舘 天野天街 | |
「日本の女」 阿佐ヶ谷スパイダース 長塚圭史 | |
「黒いチューリップ」 ファントマ 伊藤えん魔 | |
「前髪に虹がかかった」 PM/飛ぶ教室 蟷螂襲 |