だいちさんの下半期ベストアクト


下半期観たお芝居は全部で21本でした。少なくなると、どうしても優先順位の高いもの、安全牌を選ぶので、大きくはずさないんですけどね。でも、今年はもうちょっと冒険してもいいかなぁと思います。

 うーん。しかし、選ぶの難しい・・・。大きくはずしてないかわりに、飛び抜けて一番っていうのもなかったんですよね。今回。うーん。ほんと、どう選ぼう・・・。うーん。うーん。えいやっ。 

1位 維新派「ヂャンヂャン☆神楽 麦藁少年」
 場所や天候や何もかもが、すべてよい具合に重なって、すばらしいものを観ることができたんだという気がします。その場所にいることができて、すごくよかったなと思います。そして、わたしの好きな維新派の世界に、久々に会うことができて、すごくうれしかったです。わたしはこれが好きなのです。・・・ただ、ボーナストラックがねぇ。複雑な気分で。これがなければ心おきなくの1位なのですが・・・。

2位 少年王者舘「OSHIMAI〜くだんの件〜」


  もの凄く素晴らしかったです。上手の一番前で、堪能させていただきましたが、くらくらしました。ほんと、すごい完成度でした。

3位 上海太郎舞踏公司「RHYTHM」


こちらもすごい完成された舞台でした。最近、ちょっとついていけなかった「人生考える」パートも、ラスト、たどり着いたところがよくて、よかったです。もちろん、思いっきり笑わせてももらいました。ほんと、あんなにお腹抱えて笑ったのは久しぶりでした。

4位 「遊◎機械/全自動シアター「アナザデイ」

 ここの位置には、まれびとの会「蝶のやうな私の郷愁」、MONO「燕のいる駅」、遊◎機械/全自動シアター「アナザデイ」までは絞れたのですが、ほんとにどれをとは選びにくくて。うーん。うーん。ほんとに困ってしまうのですが、やっぱり遊◎機械かなぁ・・・。もう、わたしには定番って感じになってしまっていて、わざわざあげる必要もないような気がするのですが、やっぱりあんなにも泣かされてしまっては・・・。イメージの羅列がきらきらと、そして鋭く突き刺さるようでした。丸太町の駅のトイレで吐くように泣いて、わたしも少し荷物を捨てることができたような気がしました。
 でも、「蝶のような〜」も、「燕のいる駅」もすごくよかったです。どちらもラストのシーンが、行きついた先が、すごくよかったです。

5位 H・アール・カオス「秘密クラブ…浮遊する天使たち2000」

 
 すごい濃密な空間で、すばらしかったです。おねーさま方の美しかったこと。ほんとにくらくらしました。近くで観るのも、表情とか、身体とか、わかってよかったのですが、終演後、後ろの出口から振り返ってみたときのブランコの揺れる様子がものすごくよかったので、後ろのほうでも観たかったです。・・・2回やってくれたらよかったのにな〜(T_T)。・・・って、後ろはかなりあいてたみたいだから、強く言えないけど・・・。


役者部門

棄権

えーん。選べない〜(T_T)。ごめんなさい。あんまり役者さんに重きをおいてないんですよね。1つの作品の演技ということになれば、作品の出来とトータルになっちゃうので。あんまり本数みてないので、余計にそうなんです。そういうことで、パスさせてください。