あれの上半期ベストアクト
1位 |
NODA・MAP番外公演『Right Eye』 |
かぶりつきで観た結果、強い陽射しに中たりすぎたときみたいに野田さんのエ
ネルギーに中たり、疲れてその後2週間調子が出なかったものだから。
2列目中央の切符を偶然手に入れての昼夜連続観賞。文字通り大河大河してい
て、終演後すっかり満腹。
毒てんこ盛りで、大好きでした。この毒をじっくり熟成させていただきたいも
のです。
4位 |
メイシアタープロデュース近松劇場PART13『近松ゴシップ』 |
わたしのツボにほんとにはまってくれた、はじめての土田作品。役者さんもみ
んなよかったし、最後の落としどころもナイスでした。この作品が特にツボには
まったのは、土田さんのMONOでの作品に比べて、色恋の要素が強かったからだろ
な、と。女性のキャラクターがしっかりしていて、自分を投影させやすかった、
ようにも。
迷ったんだけど、席が舞台から遠かったわりにセリフが滞りなく聞こえたこの
作品に。男女を入れ替えた配役も楽しかったし、翻訳と思えぬ(笑)ユーモアのあ
るセリフもポイント高かったです。
次点 |
青年団『海よりも長い夜』 (富山)
桃園会『イルカにのってみる?』
tpt produce 『橋からの眺め』 |
『海よりも長い夜』 、観たの大阪だったら、2位に入れてます。京都で上演さ
れた同じく平田演出の『夏の砂の上』 もとてもよかったけれど、印象が似ている
部分があって、どっちが、と言われればわたしは『海よりも長い夜』のほうがお
気に入りだったので、『夏の砂の上』をベスト5に入れられませんでした。「長
い夜」観てなかったら、3位、かな。
『イルカにのってみる?』 も、繊細な会話がとてもよかったけれど、富山での
バージョン1を観たわたしには、大阪公演は再演を観る感じに似ていた(笑)。
『橋からの眺め』が醸しだしていた緊張感には鳥肌が立ちました。今度はもう
少し小さい小屋で、もう少し長く公演してね。
役者部門
作品部門に書いたことと同じですが、そのエネルギーに。降参、もう。
周囲の役者さんとタイミングを合わせた動き、というか、舞台での位置どりの
しかた、というかが、すばらしかったです。
白いコルセット姿で見せてくれたコマネチ開脚は、○○ものでした(^^;。