和田さんの下半期ベストアクト


劇団 衛星 『能天気番長出馬する』
MONO 『その鉄塔に男たちはいるという』
三角フラスコ 『鈴虫のこえ、宵のホタル』
売込隊ビーム 『トバスアタマ』
リリパット・アーミー『0007 マダム・ルージュに愛をこめて』

次点は、浪速グランドロマンのテントとクロムモリブデンの2連作。

下半期、なんといっても衝撃は『衛星』でした。
下品で緻密な純粋エンターティーメント。完成度の高さでも抜群。
思わず激励のメール送ったよ、私は。

MONOとリリパは、まぁ期待通りだった、ということで深く言及しません。

私は扇町アクトトライアル6公演制覇(全劇団初見)しましたが、ハズレは夏目
組と南船北馬一団だけでした。
『三角フラスコ』も大収穫。このリアルさは尋常じゃなかった。
鳥肌が立ったよ、ホント。

全般的に、京都の劇団の元気さが目立ちました。
夏目組はおもんなかったけど。
ワーストアクト5は、知人のいる劇団がまじってしまうので書けません。
そんなの書けっていわれてないってね。(^^;


藤田育子 (鉛乃文檎)
岡嶋秀昭 (衛星)
中谷さとみ(新感線)
岸本奈津枝(立身出世劇場)
宮川サキ (シアタードラマティックメッセンジャー)

次点、男女共遊玩具の男優陣。

MONOとかリリパとか、全員のレベルが高い劇団からは、一人って選びにくい。
藤田育子さんは『ババロワ3』から、中谷さとみさんは『アフロ13』からノミネートです。
岸本奈津枝さんは、個人的にツボな役者さんなのでランクイン。
宮川サキさんは、衛星の岡嶋氏にも似た芸を見せてくれて、印象的でした。

ワーストアクター5は、若き演劇人の情熱を奪ってしまいかねないので書きませ
ん。だから、そんなの書けっていわれてないってば。>自分