第1位 | 維新派『キートン』 |
第2位 | ITOプロジェクト『平太郎化物日記』 |
第3位 | 演劇計画2004 計画U・水沼健演出『アルマ即興』 |
第4位 | 山下残ダンス公演『せき』 |
第5位 | ピースピット『オウルズ・マップ』 |
ああ、今年も維新派と少年王者舘…もとい天野天街作品のワン・ツー・フィニッシュにしてしまった。いっそのこと彼らは選考外にしてしまおうかとも思ったんだけど、この2作品を除いてベスト5にふさわしいと思う作品が5つもあったかと聞かれると、正直大変苦しいな〜てのがあってこの順位にさせてもらいましたです。もう皆さんも「維新派と王者舘の魔力から逃れられん気の毒な観客が選んだ結果」ってことで、諦めて見て下さい。 1 『キートン』 2 『平太郎化物日記』 3 『アルマ即興』 4 『せき』 5 『オウルズ・マップ』 |
第1位 | 山浦徹(ピースピット『オウルズ・マップ』&HEP HALLプロデュース『ハ ムレット』) |
第2位 | 堀江洋一(ベトナムからの笑い声『643ダブルプレー』) |
第3位 | 森澤匡晴(演劇計画2004 計画U・水沼健演出『アルマ即興』) |
山浦徹 ここ最近、新しき「関西の客演王」となりつつありますが、ゴシック調のビジュアルの中ではその涼しい美貌が本当に良く映えるなあと上の2作で実感。特に『ハムレット』でのクローディアスの祈りの場面は絶品だった。一度彼のハムレットを見てみたい! 堀江洋一 見るたびにキ×ガイっぷりに磨きがかかっている怪優君ですが、作家の黒川猛と2人きりだった『643…』では、ボケもツッコミも両方行けるところをアピール。あのエキセントリックさと、甲高い声を最大限に生かせる役に巡り会えることを祈っています。 森澤匡晴 スクエアではおっさん役とか気の弱い人の役とか、言ってみればかっちょ悪い役ばっかり演じてる印象が強いけど、「バルトロメロス」という謎多き人物のうちの1人を演じた本作では、スマートで紳士的な一面を見せて「うわー、この人こんなに格好良かったんだ!」と驚かされましたです。特に声がいい! 多分スクエアではこんな役はやらないだろうから、貴重な物見ちゃったなあ。 |