さんとの０４年下半期ベストアクト

作品部門　

１．別冊トランスパンダ＋「三人姉妹」

　トランスパンダと２０８＋がタッグを組んだ「ベットラプラス」。

　原作はあるけど、ナカタアカネさんの世界や愛が溢れた作品でした。

２０８＋による映像もステキ。日替わりのゲストも豪華でした。

今後もタバコを格好よく吸う芝居を続けてほしいです。

２．劇団鹿殺し「百千万（モモチマ）」

　ひたすら格好いい！その一言に尽きます。

芸術創造館限定５０席の客席は、舞台の目の前に桟敷があって中央に花道。

　エレベーターの中から客席までの案内も全て鹿男優という贅沢さ。

　セルフアンコールがまた格好良くて最高でした。

３．オリゴ党「右手と左手は握手できない〜多羅尾伴内の世界・ハニー編〜」

　人気の多羅尾伴内シリーズを初めて観ました。すごく面白かったです。

　旭堂南湖さんの講談も面白くて、渋い役者さんほど格好良さが増してた。

　２８人という大人数の役者さんが盛りだくさんに活躍されて、

２時間半近くあったのに、もっと観たい！と思わせる素敵な芝居でした。

４．ババロワ＃「かさぶた」

　今までは短編集が多かったようですが、今回は１本のお芝居でした。

　出てくる登場人物がリアルで、ものすごく面白かったー。

　普段はいろいろな劇団などで活躍されている役者さんたちが

　集まっているのですが、最強の集団だと思います。

５．ＷＩ’ＲＥ「ＣＲＯＳＳ」

　ビニールで仕切られた入り口をくぐる時、何が起こるのかドキドキした。

地下での映像、階段を上がると読める言葉、階段途中にあるストーリー

パフォーマンスの後ろを通って客席へ、屋上へ続く道。

芸術創造館をたっぷり使った凝った仕掛けが楽しかったです。

役者部門

髭の子チョビンさん（劇団鹿殺し）「百千万」

立ち姿や鋭いまなざしがとても美しくて格好いいです。

劇団の紅一点の華であって男前。

「百千万」でのエンゲキ役は衝撃的で忘れられません。

寺本功さん「三人姉妹」

　クロムモリブデンを退団されたことが本当に残念だったので

舞台に戻って来られてすごく嬉しかったです。

いい声は健在。これからももっと観たいです。

や乃えいじさん（ＰＭ飛ぶ教室）「かさぶた」

　シブくて格好良くてキュート。

哀愁ただよう中の温かい雰囲気と面白さが素晴らしい。

「ハムレット」での墓堀役も、もっと観たかったです。


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