iwamomoの０３年下半期ベストアクト

iwamomoの０３年下半期ベストアクト

２００３年の上半期。観た芝居は全部で２２作品２４本（内東京２本含む）。
昨年よりは多いけど、いわゆる関西の小劇場演劇というとそのうち半分ぐらい。
観逃してるお芝居も多いはず。
そんな中、難産で産まれたランキングです。

作品部門

後半戦観たお芝居は２０本。
特に冒険もせず、観たい芝居だけを観てた後半。
２０本の中には東京で観たお芝居や企画ものもあり、
スクエアや桃園会やエビス堂大交響楽団など、
観たかったけれど観れなかったお芝居も多かった。
観劇熱は全体的に下降気味で、ドキドキするような出会いはなかったなぁ。

だけどもそんな中で印象に残った作品を。
観た本数が少ないので３本で勘弁。
また順不同とさせて下さい。

◇トランスパンダ「サディスティックジャンキー」はナカタアカネワンマンショー。
それが気持ちいいぐらいにはまってて過去観たトランスパンダの中で一番好き。
ここの公演で知った男前男優さん多し。

◇劇団☆世界一団「劇団☆世界一団の動物園」はオトナを感じた。
ありえない設定は基本的にファンタジーなんだけど、それをリアルに見せる力という
か。
客演をあまり呼ばず独自スタイルを貫く姿勢も好き。

◇アンテナ劇場「コメディエンヌ?１」はよしもとrise-１シアターでの最後の作
品。
演じたのは関西小劇場エンタメ系オールスターズ。
最後という特別感以上にオカモト國ヒコさんの劇作の確かさを感じた公演。

役者部門

三谷恭子さん（売込隊ビーム）
「最前線にて待機」（売込隊ビーム）「超能力やくざ」（伊藤えん魔プロデュース）
「グルービーディス・マリオ」（ピース・ピット）の演技。
かわいいだけでなくいろんな役柄ができる女優さんだなーと再認識。特に超能力やく
ざの、ちょっとぶっとんだキャラが新鮮でした。

米田晋平さん（デス電所）
「煉獄の側で鯖が燃える」（デス電所）
デス電所には女優さんも男優さんも素敵な方が多いけど、この方のおっさんキャラが
一番好きです。

宇田尚純さん
「木造モルタル式青空」（芝居屋坂道ストア）「グルービーデイズ・マリオ」（ピー
ス・ピット）
立ち姿の美しさと声の素晴らしさを再認識。もうちょっと（客席）年齢層の高い芝居
で観てみたいけども。

★いわももプロフィール★

音楽とお芝居をこよなく愛する神戸在住の日記マニア・・・のはずだったのだが、
今はエステに夢中。

ちょっとお手伝い「関西観劇ネットワーク」
http://www.kangeki.gr.jp
も、どーぞよろしく