iwamomoの上半期ベストアクト



1位 シアタークーデター『ス・・・スゴい!』/黄金企画『黄金』

2つの劇団による2本立ての公演。
会場も心斎橋ミヤコレコードの3階にあるエム・キューブという
普段お芝居に使われない場所だっただけでなく、
どこから集まって来たの?
と聞きたくなるよーな若者で一杯の会場の雰囲気も独特でした。
お芝居を観たという気にはなりませんでしたが、
今年になって、この公演を超える興奮は未だ味わっておりません。

2位 スクエア『泊』

ついこの間終ったばかりの公演。
4人になったスクエアは脱皮しました。
大きくなったというより変化した。
笑わせるのが得意な劇団だったんですけれど、
このお芝居ではそれだけじゃなく、世の中を見据える大きな目が
見えた気がしました。

3位 Go!Go!マグネグflowerモモンガ『恋と睫毛』

最近京都での公演が多かった彼らが久しぶりに大阪で行った公演。
音楽をフンダンに取り入れて、唄ったり踊ったりしながら、
揺れ動く女子の気持ちを表現してました。
A3サイズはあろうかというフライヤーのデザインから
サイケデリックな舞台美術まで、目でも充分に楽しませてくれた
この公演は女の子である事のヨロコビを思い出させてくれました。



役者部門

順不同ですが、今年注目したくなった役者さん。

岡淳太郎(クロムモリブデン)

出演された作品を何本か観てるのですが、
いまだに実体がよくわからない方です。
場を崩す事も盛上げる事も自由自在。
全部、岡淳色に染めてしまいそうで、ある意味怖さがあります。

羽賀友妃子(Go!Go!マグネグflowerモモンガ)

やっぱり、あの存在感はすごいと思います。
1度男優さんとちゃんと絡むお芝居を観てみたいものですが、
果たしてあの個性に太刀打ちできる方が居るのか疑問です。

奈須崇(スクエア)

スクエアの役者さんは誰も個性的ですが、
その個性に埋もれる事なく今回の「泊」で魅力が爆発した彼を。
最近開設された、ご自身のHPでは文才も披露。
マルチな活動を期待します。


●いわももプロフィール

音楽とお芝居をこよなく愛する神戸在住の日記マニア。
今年はちょっとゆっくり生きます。
HP『iwamomo's time』(通称ももタイ)もどうぞよろしく。
http://homepage2.nifty.com/iwamomo/