otoの下半期ベストアクト


作品部門


1位 199Q太陽族『街踏劇 ぼちぼちいこか』
 番外編をを含め4回目の再演となるぼちぼちいこかは、初演以来の野外劇。

その日の雨のことや、路上での役者たち。

全てを思い起こさせてくれるすばらしい舞台でした。

2位 ジャブジャブサーキットプロデュース『サワ氏の仕業III』

大阪では、その動員から幻の公演ではともなってしまいましたが、

はせ氏の役者での出演を含めミステリーとして作品を成立させるに必要だったであろう客演陣もすばらしかった。

もっと、はせ作品を外部で見たいような気もします。

3位 該当作なし



役者部門

1位 工藤俊作

初演からぼちぼちいこかで同じ役を演じているのは、工藤さんと岸部さんだけなのですがやはりこの物語はボクサー鳴岡の物語なのです。

2位 咲田とばこ

神田川の妻でのこの人の演技こそが、あの芝居を合同公演として成立させていた気もします。できれば、もう少しとぼけた役もそろそろ観たいのですが。

3位 松尾スズキ

農業少女での、野田秀樹に攻めてかかった演技はかなりすばらしかったです。役者松尾スズキは、すばらしく器用な役者ですな。