いわももの下半期ベストアクト


いわももです。
7月1日から12月31日までの観劇本数は36本でした。
前半戦から考えると、かなり持ち直し。
いざ選ぶとなると悩んでしまいました。

作品部門


1位 クロムモリブデン『キレレレのイエロー』
ベテラン劇団なのに今回のには新しさを感じました。
メンバーがかなり入れ替わってたのに、繰り広げられていたのは紛れも無く「クロム
ワールド」。
今回は、クロム特有の毒にポップさが加わって摩訶不思議な楽しい空間が出来上がっ
ておりました。

2位 ストリップキング『エルメス』

ホテルモントレアマリーでの1夜限りの公演。
ゴージャスさと怪しさを兼ね備えた空間はとてもスペシャル。
芝居そのものもよかったんですが、特別な瞬間に居るんだという気にさせてくれた
数々のオモテナシも気持ちよかったです。

3位 エビス堂大交響楽団『眠る天女の大冒険』

劇団がヒトカワ剥けた瞬間を見た気がしました。
いつになくと言っては失礼ですが「うまい」エビス堂がそこに居ました。
円了というキャラも植田さんにピッタリだし、是非シリーズ化して欲しいと思いま
す。(マンネリにならない程度にね)


役者部門

1位 森下亮(クロムモリブデン)

特徴ある声がとにかくよいです。
殺人鬼にも、いじめられっこにも、男前にもなれる風貌も、役者として得してる感じ
がします。
今回は女装姿を披露してくれましたし、活動の幅をどんどん広げて行って欲しいと
思ってます。

2位 一文字マリィ(ストリップキング)

『エルメス』では、作・演出も手掛けていた彼女。
実は自然体の演技が気に入ってたワタシです。
女の子の可愛さ、わがままな所、おおらかさ・・・すごく魅力的で、女としていいな
と思わせてくれました。

3位 浅田百合子(エビス堂大交響楽団)

人気急上昇中のエビス堂大交響楽団にあって、もっとも幅広い役どころを要求されて
る方のよーに思います。
カワイイ顔に似合わず、体当たり演技を見せてくれるのもイイです。
今度はもっと女の子らしい役をみたいと思ってます。

次点 岡本邦彦(エビス堂大交響楽団)

役者さんではないですけど。
昨年、ワタシの知る限りもっとも忙しそうにしてらっしゃった方のような気がするの
で。
作・演出家として繰り出された数々の作品はホトンドが新作。
作品のクオリティも公演打つたびに上がってるし。
体調だけが心配でございます。お身体ご自愛下さいませ〜。