和田さんの上半期ベストアクト



1位 売込隊ビーム 『お気楽ショートストーリー集』
2位 八時半 『頬を赤くして』
3位 エビス堂大交響楽団 『ロマンス!完☆全☆版』

次点 芝居屋坂道ストア 『誘惑エレキテル。』

トータル観劇本数、34本。

選評

1.『お気楽ショートストーリー集』 − 久々の絶賛 −

公演タイトルで損してる。
短編3本のオムニバスなのだが、3つとも見事なデキ。
第2話「地質学者は知っている」の三谷恭子嬢が異様にカワイイ。

2.『頬を赤くして』 − この手の笑いは好き −

生きていてもつまんないなぁっていう暗い話をコミカルに描く。
ほのぼのとブラックな笑いが心地よく感じた。

3.『ロマンス!完☆全☆版』 − 熱く燃えるぜ −

近未来の日本を舞台に描く、壮大なスケールのラブコメ。
ようやく作家の才能に劇団員の力量が追いついてきたように思えた。

役者部門

1位 大野裕之 とっても便利 『いちめんのなのはな』
2位 宮都謹次 売込隊ビーム 『お気楽ショートストーリー集』ほか
3位 三谷恭子 売込隊ビーム 『お気楽ショートストーリー集』ほか

選評

1. 『大野裕之』 − まさに怪優 −

なによりもスゴイのが、彼の放つ瘴気。
怪しさだけでいえば、関西小劇場界最強だと思う。

2. 『宮都謹次』 − 怪演! −

売込隊ビームでは看板役者の山田かつろう氏よりも存在感があった。

3. 『三谷恭子』 − 美人 −

衛星やいるかHotelにも客演。ホント、器用な役者だと思う。しかも美人。