はるおさんの上半期ベストアクト

1位 いるかHOTEL 破れ稿銀河鉄道の夜

  シナリオがとても好きになった作品です。高校演劇用に書き下ろされたということからかもしれません
が、どこか懐かしい感じがしました。
 スペースゼロという狭い空間もいい演出になっていたと思います。


 

2位 OMSプロデュース ここからは遠い国

作品を見終わった直後では消化不良を起こしていて、それほどいい印象は残らなかったのですが、
徐々に頭の中に広がっていったように思います。
 OMSの中へ回り舞台をつくり軽自動車を1台入れてしまったのにも驚かされました。

3位 劇団MOP 最初の嘘と最後の秘密

   休憩込で3時間弱と長めの芝居だったのですが、段々と話の中へ引き込まれていきました。
 きちんと起承転結がついていて、観ていて納得のいく芝居でした。

4位 満遊戯賊 蓮のうてな

  どたばたしててまとまりがないと言えなくもないのですが、なぜか心に残ってしまう作品でした。
 ギャグの入り具合、どことなく流れるはかなさの加減が自分の好みに合っていたのだと思います。

5位 化石オートバイ 地球最後の夜

 4人だけで演じてるとは思えないような展開の速さが心地よかったです。
 シナリオも最初はテンション低く、最後は盛り上げていくというところがとても気に入りました。


1位 三谷恭子(売込隊ビーム)

 いるかHOTELでの出演がとてもよかったです。
小柄な体躯から出る声には躍動感があって、つい応援したくなる役者だと思いました。
2位 三上市朗(劇団MOP)
他の役者を食ってしまう存在感の大きさはさすがです。この人ひとりで舞台の雰囲気が変わってしまう
こともしばしば。とくに客演のときほどその威力は増強してると思います。
3位 高木稟(転球劇場)

 見せ場になるといきなり大音声をあげたり、ちょっとした動きで笑いをかっさらっていったりと、卑怯
系なキャラなのですが、それが許せてしまうというのは彼の魅力なのでしょう。