だいちさんの下半期ベストアクト

1位 イデビアン・クルー「ウソツキ」
ほんとに、こんなに心が動いた公演はいままでになかったってくらい心が動き
ました。次から次への展開に、どきどきしました。とても楽しい時間でした。

2位 劇団八時半 試演会「風と黙ってすわってて」


鈴江さんの芝居はいつもとても鋭いのですが、この芝居のある言葉には、ほ
んとに心臓が止まるかと思いました。も〜、ほんっとに鋭すぎ。

3位 少年王者舘「マッチ一本ノ話」


今回初めて少年王者舘が面白いと思いました。よかった。いままで全然ついて
けてなかったんです。

4位 MONO「その鉄塔に男たちはいるという」

最初の昼のシーンがあんまり乗り切れてなかったような気がしたのがちょっと
残念だったのですが、よかったです。争いっていうのがどういうものなのか、よ
く出ていたと思います。できればもうちょっと、どうしたらいいんだろうかのほ
うに力を入れて欲しかったと思うのですが、ラスト、みんなが立ってくれたんで、
よしとしました。

5位 演劇集団キャラメルボックス「ケンジ先生」

初演の時から楽しみにしていたのですが、まさかこんな形態とは思ってません
でした。演出としてとても成功していたし、話もすごくよかったと思います。


役者部門

1位 金替康博(MONO)


「その鉄塔に〜」の登場シーン、ほんとに空気が変わる感じがして、すごくよ
かったです。「伊能忠則」の間も、とてつもなくすばらしかったです。

2位 金田典子(199Q太陽族)

すごく存在感があって、驚きました。こんなに強力に「かわいい」という空気
を持っている人もなかなかいないと思います。

3位 佐々木蔵之介


「絢爛とか爛漫とか」の諸岡役をすごくのびのび〜っと楽しそうにされていた
のが、とてもうれしかったです。魅力大爆発って感じでした。

4位 上海太郎(上海太郎舞踏公司)


「パントマイムフェスティバル」で高尚な前振りの後、一番に出てきて演った
のが「ストリッパー」(^^;)。昼の部だったからか、普段の客層とは遠くかけ離れ
ていて、最初すごーく寒い雰囲気だったのですが、最後にはちゃんと客をつかん
で、うけてました。さすがだ。すばらしい!と思いました。

5位 井料瑠美(劇団四季)

6月に観たクリスはどうかと思ったけれど、「アスペクツ・オブ・ラブ」はす
ごくよかったです。見直しました。