もみゃさんの04年下半期ベストアクト


2004年下半期の観劇本数は49本。
週に幾つも足を運ぶ事もあれば、2週弱ほど間隔が開く事も。
はい、今回はこんな感じのあっさり目のコメントで。
勘弁して下さい。

作品部門

作品部門は、個人的に、強く惹かれる部分が有ったかどうかで判断しました。
やはりというか何というか、次点もあります。

第1位 東京 ドレスを着た家畜が・・・ @HEP HALL

クロムモリブデン・デス電所・WI'REと、似て非なる方向性を持つ3団体の、個性のぶつかり合い。

第2位 Collaborated with “INDEPENDENT”
売込隊ビーム一人芝居シリーズ
セブン・ルームス @JUNGLE in→dependent theatre

ラストシーン以外の全てのシーンが、「各々の登場人物による一人芝居」が順に演じられるだけという構成。
脚本・演出・演技の、それぞれの巧さに、ただただ感心。

第3位 アンテナ劇場。 HAPPY HONEY BEE!!
 それでも宇宙は広がっている。
@in→dependent theatre 2nd

ただ賑やかなだけでは済まさない、ボリュームのある話を一気に見せる様は見事。
終演翌日のイベント(収録映像鑑賞)等のフォローも含めて評価。

第4位 ジャンクゼニシャルパーティー マイ・サンタクロース @森ノ宮プラネットステーション 1F
パブリックスペース

非常に精力的な活動。
その中でも、3匹のトナカイがラップ好きetc.の遊びの要素と、(当人達の自覚の有無は別として)生善論・生悪論に踏み込む重めの要素が上手くまとまって、一つの話に。

第5位 流星倶楽部 廃屋のビオトープ @カラビンカ

都会と田舎・家庭の崩壊と再生・叶わぬ恋・心身症・・・これらのテーマを、見事に一つの作品に。

次点 デス電所 亜沙子の剥製が路地裏の彼方へ @HEP HALL
HEP HALLプロデュース ハムレット @HEP HALL
ストリップキング アンドロメダの恋人 @カラビンカ
PARCO presents 鈍獣 @シアタードラマシティ

次点は、こんな感じです。
並べた結果、「上位5作品」と「次点」に分かれはしましたが・・・今回は特に微妙です。



役者部門

選出基準は、作品部門と同じです。
oto氏より「順位を付けなくて良い」と伺っているので、順位は付けません。
選出分と次点との差は、あえて優劣をつけた結果で、それほどの差はありません。

選出3名 赤星マサノリ (劇団☆世界一団) アンテナ劇場。 『HAPPY HONEY BEE!!
西田尚美 PARCO presents 『鈍獣』
※出演者一同 売込隊ビーム一人芝居シリーズ 『セブン・ルームス』
次点 ともさかけん (Giant Grammy) 別冊トランスパンダ+ 『三人姉妹』
浅田百合子 (エビス堂大交響楽団) HEP HALLプロデュース 『ハムレット』
山本操 (エビス堂大交響楽団) アンテナ劇場。 『HAPPY HONEY BEE!!
エビス堂大交響楽団 『RADIO DOG』

熱演っぷりが特に印象に残っている役者を選出しました。
役者名の横に記してあるのは、特に評価の対象にした公演です。