chicoさんの04年上半期ベストアクト
例によって、芝居をみる本数は少ないのですが・・・
しかも関西で上半期は1本も見ることができませんでした。
東京で見た芝居で、関西でもやったものというと、
めちゃくちゃ印象に残ってるのは
転球劇場「ケ・イ・ジ」の小須田さんでしょうか(笑)
新感線も、もはや印象に残る芝居、というほどでもなくなったし
ちょっぴり寂しさを感じます。
それでも「髑髏城の七人」は、やはり巧いなぁと、ベテラン劇団
としての巧みさというか、脚本の面白さを感じました。
大阪テイストという意味では、リリパIIの「ちゃちゃちゃ」は
なかなか面白い芝居でした。
リリパ色は無く、むしろラックシステムという印象でしたけど
関西のよき時代のたくましさと言うものを感じました。
芝居が、というより、芝居を通して、ふと感じる空気だけど
関西色って弱くなったね?
大阪の街を見ても、街自体も人も、プチ東京って印象。
複合ビルの中に入ってる店も、似たようなものが多いし。
大阪人らしさって今の若い人から見たら、イヤなんやろか?と
思うことがあります。
人と違う自分路線を探すのが、関西人かと思ってたけど、
みんなと同じだと安心ってのになっちゃったんかなぁ?
関西が元気であって欲しい、というのは、関西から東京に
出てきたモノの勝手な願いなのかもしれませんが。